腐れ縁
前に書かれたブログは、皆さん会社関係のことだったので、今回は別のことを書きます。
今年の年末年始は、事情もあり実家に帰省して、ついでに幼馴染（悪友）2人に会ってきた。
自分には、この2人を含めて幼稚園から腐れ縁の幼馴染が5人いる。幼稚園からなので、約41年の付き合いだ。普段は、まず連絡を取り合うことはない。しかし、いつも何年振りに会っても、とてつもなく盛り上がる。今回も案の定、社会、経済、スポーツ、教育、異性、昔話とジャンルに関係なくはしゃいだ。特に昔話は、涙が出る程笑い転げる。それも毎回同じ話で。主に小、中学校時代の話だが、各々が一つのシーンに対して記憶している事を話すので、自分では断片的な記憶（思い出）でも鮮明に頭の中に蘇る。普段は開けることのない頭の中の扉が開放されるのだ。そうすると一気にタイムスリップ。頭の悪い自分でも感心するくらいに、ノンストップで記憶を言葉にして話している。6時間があっと言う間の同窓会だった。
30歳を過ぎた頃からこのメンバーとは一生だな、と何となく思い始めた。思い返すと自分達の子供の頃は家庭用ゲーム機やパソコン、携帯電話等もなく毎日を友と外で日が暮れるまで過ごすことが多く、共に笑ったり泣いたり、時には殴り合いの喧嘩や悪さ（子供らしいいたずら）もした。しかし、親も先生もしゃしゃり出てこなかった。子供（友人）間のルールが存在していたように感じる。そうした中で人間関係や協調性や感受性を自然に覚えていったのかもしれない。プラス野球を通じてこの仲間との絆は強くなったのだと思う。
道を外さずに今の自分があるのは、大げさではなくこいつらのおかげである。それぞれが社会で頑張っている事で自分も頑張れる。
そんな幼馴染（親友）と出会えたことと、今よりずっと不便だが幸運だった時代（幼少期）に感謝。
すごく有意義で楽しい２０１４年の幕開けであった。今年も残すところ10ヶ月ちょい、前向きに頑張ろう。
Field of Dreams