AR事例紹介~観光事業の巻
こんにちは。
デジタル企画推進室の加古です。
今回は観光事業でのAR活用例の紹介です。
神戸の秋イベント「灘の酒蔵探訪」
弊社がある神戸の灘・東灘区は大手酒造メーカーが酒蔵を構える日本一の酒処として有名です。この灘・東灘区で毎年秋に行われる地域イベントが
「灘の酒蔵探訪」
です。各酒蔵で個別イベントが開催されたり、試飲コーナーでは新酒をいち早く味わうことが出来ます。土日には専用のルートバスが運行されるため、酒蔵を何軒もハシゴする方もいらっしゃいます。
昨年(2016年)の灘の酒蔵探訪では、オリジナルアプリがリリースされました。イベントパンフレットPDFや各酒蔵イベント情報などを配信したアプリですが、その中でAR機能として位置情報ARが利用されました。
位置情報AR
灘の酒蔵探訪パンフレットには地図が載っているので、参加者はパンフレットを片手に酒蔵をめぐります。しかし、街中に酒蔵が点在しているため、初めて来られる方は行きたい場所がどっちの方向かわかりづらいものです。
そこで位置情報ARです。スマホカメラを目の前の風景にかざすと各酒蔵のエアタグが浮かび上がり、それぞれの酒蔵の方角と距離がわかります。もちろん、酒蔵ごとの詳細情報を知ることもできますし、現在位置からのルート案内も可能です。
パンフレットと組み合わせることでスムーズに酒蔵を巡ることができ、時間を有効に活用できます。
イベント情報配信
観光事業での目玉はやはりイベントでしょうか。灘の酒蔵探訪全体のイベントにせよ、各酒蔵個別のイベントにせよ、せっかく来訪いただいた参加者の方にどこで何が行われているのかをお知らせすることが重要です。
実際、当アプリではルート案内・イベント情報配信が多く利用されていました。参加者に楽しんでいただくためには、どこで何がという情報と、どうやって行くという情報をセットで提供しなければいけません。
AR機能だけでなく、また個別イベント情報だけでもなく、どうすれば参加者が楽しく過ごしていただけるかという視点が大切ですね。
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