福田印刷工業 福田ブログ

神戸・東京に拠点を構える印刷会社。印刷関係の話からなんでもないようなことまで。

エコ

紙は環境にやさしいか

2023/10/25

最近、SDGsという言葉を目にする機会がかなり増えており、すでに一般語として取り扱われております。SDGsは国連が2015年に採択した持続可能な社会を実現するための17の開発目標です。この中には様々な取り組みがありますが、印刷関連でいうと15番目の目標「陸の豊かさも守ろう」が最も関係が近いかもしれません。

印刷といえば紙を多く消費するので、森林の減少に拍車をかける、環境負荷が大きいなどと思われている方も少なくありません。しかしながら、いま製紙メーカーは様々な種類のエコペーパーを開発しており、紙だからエコではない!というとそうとも言い切れないわけです。

エコペーパーといえば真っ先に思い浮かべるのが再生紙です。新しいパルプのみで紙を製造するのではなく、製造工程でリサイクルされた古紙パルプを混ぜ、新しいパルプの使用を抑えることができます。

そもそも日本の古紙リサイクル率はどれくらいでしょうか?
正解は約65%で、これは世界中でトップクラスのリサイクル率です(※公益財団法人 古紙再生促進センター調べ)。オフィスや家庭など私たちの身の回りではすでに紙をリサイクルする流れが構築されており、それらの紙は新たな紙製品の再生に利用されています。そのようなリサイクルの優等生である再生紙をもっと活用していきませんか。

エコペーパーにはその他に適切な森林管理を行っている木材から生産されたFSC認証紙や、通常は廃棄されるサトウキビの絞りカスをリサイクルしたバガス紙などがあります。
福田印刷ではこれらエコペーパーの取り扱いが可能であり、シーンや用途に合わせて用紙をオススメしております。
エコペーパーを活用して環境にやさしく、そして持続可能な社会にしていきましょう。

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